タンクレストイレとは、文字通り便器に水を流すためのタンクが無いものを言います。スタイリッシュなデザインでトイレを広く使うことができます。
しかし、タンクが無いため手洗い器を別に設ける必要があります。新築の現場であれば前もって手洗い器用の配管をすることができますが、リフォーム現場で新たに手洗い器用の配管をすることはコストアップになります。
そんな時に採用するのが、リーフォーム用の手洗い器付きタンクレストイレです。
同商品は、既存のトイレに接続されている給排水管を利用して手洗い器が設置できるようになっています。
タンク付き便器の設置よりは手間がかかりますが、1日での工事が可能となります。
今回はフロアー材にUV樹脂コーティングが施され、耐防汚性が高く消臭効果のある床材を採用しました。
写真の現場はかなり古くて狭いトイレです。コーナータンクの手洗い器は高齢者の方や小さいお子さんには使いづらいものでした。
また、床と壁のタイルは寒々しく感じられます。
そこで、床と壁のタイルを撤去してして壁をクロス、床はクッションフロアーで仕上げることになりました。
今回の工期は3日間です。
工事初日は解体工事、2日目に床・壁の補修工事を行い、3日目に内装の仕上げと器具の設置を行いました。
器具には手洗い付きタンクレストイレが採用され、狭いながらも機能的であたたかみのあるトイレとなりました。