既存の浴室は在来工法で作られていました。
在来工法とは、周囲に防水加工を施し床や壁をタイル等で仕上げてあるものです。
タイル目地の劣化が進み漏水の恐れがあったため、ユニットバスへと入れ換える事になりました。
在来工法浴室の解体は床下や壁の内部に給排水管が隠蔽配管されているため、細心の注意が必要となります。
また、下地コンクリートをハツリ機で粉砕して解体を進めるのでかなりの騒音となります。
近隣住民の方へのご説明や作業時間の配慮が必要となります。
新しいユニットバスは1坪(1616サイズ)です。
壁にアクセントパネルを採用しました。
窓も新しいサッシを取り付け、すっきりと収まっています。
こちらも在来工法で作られたマンションの浴室です。
在来工法の浴室をユニットバスへとリフォームすると、どうしても浴室内部がひとまわり狭くなります。
それでも、お掃除のしやすさや将来的な漏水の危険性を考えると、ユニットバスを採用される方が増えています。
今回は1114サイズのユニットバスを設置しました。
最近では、各メーカーが同じ必要設置寸法で少しでも室内を広くできるような商品を開発しています。